たみふる氏の想い
労働廃絶
日本国憲法第27条第1項に定められた「勤労の義務」は、日本に生きる人々に“働かざる者食うべからず”という美徳を植え付けた。
確かに、かつては労働が経済発展の原動力となる時代があったかもしれないが、
科学技術が成熟した今、労働を美徳とする価値観は人々の生活に大きなゆがみを引き起こしている。
労働者を虐げる社会問題がいつまで経っても無くならないのは、国家の最高法規である憲法が未だに「勤労の義務」を掲げ続けることで、人に労働させる圧力を国家ぐるみで是としてきたからに他ならない。
日本国憲法第27条を改正し、「勤労の義務」の削除を成し遂げなければならない。
「勤労の義務」の撤廃は、あくまで労働廃絶の第一歩に過ぎない。
名実ともに、望まない労働から人類を解放するには、さらなる科学技術の発展が不可欠だ。
生産活動を人以外に代替させることを中心として、人がいかに働かずに済むかを真剣に考え、実践に移す。
勤労を義務とみなさない価値観こそが、人々をそうした営みへを向かわせるのだ。
古来より人類は、いかに自分たちが楽をするかに心血を注いできた。それこそが科学技術の発展だったと言ってもいい。
労働から自らを遠ざける―それこそが人が人らしく生きるということではないだろうか。
「働かなくても食っていける社会」を、今こそ私たちの手でつかみ取ろう。
2020/05/23 たみふる
